RECRUIT
採用情報
MISSION
建設コンサルタントの役割
公共工事の サイクルを 支える
建設コンサルタント
朝起きて、顔を洗い、朝食を食べ、電車やマイカーで通勤・通学する――
こうした私たちの生活は、道路、河川、橋りょう、上下水道、鉄道、農業施設といった社会インフラによって支えられています。こうした社会インフラをいつまでも安心して使うためには、整備・点検・改修を続けていかなければなりません。
そこでインフラを管理している国や自治体などから課題や要望を聞き、技術パートナーとして調査・計画・設計をするのが建設コンサルタントの仕事です。実際に工事をするのはゼネコンや工事会社になりますが、設計通りに工事が行われているかチェックをしたり(施工監理)、工事が終わったあとの点検や維持管理にも関わっています。
FEATURED
農業土木の特徴
農業土木 コンサルタントは
幅広い知識を 駆使します
建設コンサルタントは道路や河川、橋りょうなどを対象にした「一般土木」と、当社のような「農業土木」に分かれます。一般土木は国や自治体が事業の主体となる一方、農業土木は農家の申請から事業が行われます。受益者である農家と打ち合わせをしながら、地域の実情に合わせてオーダーメイドで設計するのが、一般土木との大きな違いです。
また、一般土木は分野によってコンサルタントが細分化していますが、農業土木はダム、用水路、構造物、農道、ポンプ場など農業施設をトータルにカバーします。幅広い知識が求められますが、設計の自由度が高く、アイデアや創意工夫を盛り込みやすいという特徴もあります。
FUTURE
農業土木の未来
農業土木でも 3次元データの
活用が 始まって います
一般的な社会インフラと同じように、農業インフラも整備から30年以上経過したものが増えていて、維持保全や長寿命化が課題です。また、農家の高齢化や担い手不足といった問題がある中、効率的な営農ができるように農地の大型化・集約化という事業も増えています。食料の安定供給のためにも、時代の変化に合わせて整備を続けていくことが必要です。
業務の中ではICTやi-Constructionの普及が進んでいますが、大きな可能性を秘めている技術がBIM/CIM(※)です。3次元で図面を書くだけでなく、設計データを建設機械に取り込んで自動施工をしたり、トラクターやドローンの自動運転に利用するなど、設計、施工、営農、維持管理の多方面で活用が期待されています。
※BIM/CIM
Building/Construction Information Modelingの略。計画、設計、施工、維持管理の各工程で3次元モデルを共有し、業務の効率化を図ること。
FLOW
業務の一例をご紹介
~水利施設設計のおおまかな流れ~
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入札で業務を受注します。
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農家さんから現状の問題点や要望などを聞き取りします。
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ドローンなどを使って現地の様子を撮影・測量します。
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必要な水の量を計算し、用水路やパイプラインのルートを設計します。
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材質や工法も検討し、事業費を試算します。
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地元説明会を開いて細部を調整し、合意形成をめざします。
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設計図や工事計画をまとめて納品します。